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『木の命を汲む人- 木組 分解してみました』
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現在開催中の展示
05/05/2026 - 08/02/2026

『木の命を汲む人- 木組 分解してみました』

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現在開催中の展示
05/05/2026 - 02/08/2026

伝統的な日本の木造建築技術「木組」のプロセスを可視化し、その精緻な構成と技を紐解く展示を開催

『木の命を汲む人-棟梁の技と心』展の第2弾

数世紀にわたり受け継がれてきた日本の伝統的な木造建築技術「木組(きぐみ)」に着目した『木の命を汲む人-木組 分解してみました』

第1弾の展示では、木の匠である大工が自然への畏敬と共生の精神を基盤として築く森との関係性や、神社・仏閣などの日本の伝統建築を手がける「堂宮大工」と、茶室などに用いられる数寄屋づくりを扱う「数寄屋大工」が体現する美意識の世界を紹介しました。本展では、釘やネジなどの金具を使用せず、木材に切り込みを入れ、互いを組み合わせることで接合する「木組」に焦点を当てることで、日本の伝統的な木造建築技術を、前回の展示とは異なる視点で紹介いたします。

美しさとの調和を実現するための基盤となる重要な技術

「継手・仕口(つぎて・しくち)」とも呼ばれる木組は、単に木製の部材を接合するものではなく、建築物の強度や耐久性、施工性、さらには美しさとの調和を実現するための基盤となる重要な技術です。

本展では、鎌倉時代に始まり、幾何学文様を取り入れて発展した「組子」、江戸時代に発展した家具技法「指物」、そして屋根を支えるために柱頭に設けられた複雑な構造である「組物」など、多様な木組の技法を紹介。なかでも、鎌倉の円覚寺・舎利殿に現存する組物を再現した模型は、本展の見どころの一つです。

日本の職人が何世紀にもわたり磨き上げてきた高度な接合技術

本展は、竹中大工道具館の館長補佐兼主任学芸員であるキュレーター、西山マルセーロ氏の選定により構成され、50点以上に及ぶ精巧な木組作品を通して日本の職人が何世紀にもわたり磨き上げてきた高度な接合技術と、その技術の背景にある思想や価値観についても紹介しています。

1673年創建の木造橋梁「錦帯橋」

本展は、これまでにジャパン・ハウス ロサンゼルス(2024年)、 ロンドン(2025年)で開催されており、その集大成となるサンパウロ展では、新たな要素として、1673年創建の木造橋梁「錦帯橋」の部分模型を展示。中間支柱を用いず、アーチ構造によって約36メートルの径間を支えるこの橋は、石造りが一般的な同規模構造物と比較しても、木造として極めて珍しいものです。

また、ワンクリックで構造を紐解くことができるインタラクティブツールを展示。橋の構造をデジタル上で分解することで、部材数や構成、安定性・耐久性の要となる原理などを深く理解できる仕組みになっています。

本展について、西山氏は

「精密に組み合わされた部材同士が力を支え合うことで、高い耐久性と安定した強さが生まれます。機能性と美しさは常に不可分であり、多くの場合、その構造は完成後には目に触れることがありません。本展では、それらを『見る』だけでなく、実際に『触れる』ことで、その優れた性能を体感することができます」と語っています。

体験できるハンズオンコーナー

展示会場の入口には、来場者が実際に木組を手に取って体験できるハンズオンコーナーを設置しており、本展の見どころの一つとなっています。普段は建築物の内部に隠れている部分を可視化し、五感を通じて木組の精密さとその背景にある考え方に触れることができます。

ジャパン・ハウス サンパウロ(以下JHSP)企画局長ナターシャ・バルザギ・ジーネンは

「日本がなぜ大工技術において世界的に認められているのか、それを理解するためには、絶え間ない研鑽、手仕事を重んじる姿勢、そしてそれらの知識が継承され続けていることを知ることが必要不可欠です」と述べています。

JHSPアクセシブル・プログラムの一環

多言語対応コンテンツへのアクセスを可能とするQRコード触覚展示音声ガイド手話映像Libras)、日本語・英語・スペイン語による情報提供を通じて、より多くの来場者に配慮したアクセシビリティを実現しています。

 

西山マルセーロ氏について

竹中大工道具館(日本・神戸)キュレーター。 建築史およびデザインを専門とし、建築技術に関する研究を基に多彩な展示を企画。大工道具や刃物製作、左官(日本の伝統的な塗り壁技術)などの伝統技術から、CLT(直交集成板)などの現代建築技術まで多岐にわたる分野で活動を展開。近年では、日本美術・技術博物館 Manggha(ポーランド)、パリ日本文化会館(フランス)での展示、そしてジャパン・ハウス サンパウロにて開催された『木の命を汲む人-棟梁の技と心』展において、キュレーターを務めている。

『木の命を汲む人- 木組 分解してみました』展

#KigumiNaJHSP #CarpintariaJaponesa

開催期間: 2026年5月5日~2026年8月2日

会場: ジャパン・ハウス サンパウロ 2F

住所:パウリスタ大通り52番地

開館時間:

火曜日~金曜日 10時~18時

土曜日/日曜日/祝日 10時~19時

入館無料

オンライン事前予約(オプショナル)はウェブサイトからご予約ください。

サイドプログラム

本展の開催期間中、JHSPでは展示テーマの内容に沿った講演、セミナーやワークショップの実施を予定しています。

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住所

アヴェニーダ・パウリスタ 52
ベラ・ヴィスタ – サンパウロ / SP
電話: +55 11 3149-5187

時間

火曜日~金曜日 | 10:00 ~ 18:00
土曜日・日曜日・祝日 | 10:00 ~ 19:00
月曜日* | 休館

連絡

[email protected]
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