ニュースレターを購読する
ジャパン・ハウス サンパウロ、COP30 にて日本人建築家・坂 茂氏による  「紙のログハウス」を出展
-
-
COMPARTILHE:
Compartilhar no Whatsapp
Compartilhar no Facebook
Compartilhar no Linkedin
ニュース
11.4.2025

ジャパン・ハウス サンパウロ、COP30 にて日本人建築家・坂 茂氏による 「紙のログハウス」を出展

COMPARTILHE:
Compartilhar no Whatsapp
Compartilhar no Facebook
Compartilhar no Linkedin
04.11.2025

ジャパン・ハウス サンパウロ(以下、JHSP)は、ブラジル・バラー州ベレン市で行われる COP30(2025 年 国連気候変動枠組条約第 30 回締約国会議)の開催に合わせ、 ヘジデンシア公園(Parque da Residência)にて 2014 年にプリツカー賞を受賞した日本人建築家・坂 茂氏の建築作品 「紙のログハウス」を出展いたします。 (2025 年 11 月 1 日~11 月 21 日)

「紙のログハウス」は、1995 年の阪神・淡路大震災の際、被災者のために神戸に建てられ
た仮設住宅がモデルとなっている災害支援プロジェクトです。被災地で調達可能な材料を
使用し、安価でスピーディーに提供できるシェルターとして設計されており、日本だけでなく、イ
ンド、ハイチ、トルコなど世界の被災地でも建設されています。
JHSP は、本作品を通じて、持続可能な社会の実現に向けて、環境への配慮や人と人との
共生について改めて考えるきっかけとなることを目的としています。
本作品は、世界のさまざまな地域で日常的に使用されている紙管や木材を主な素材として
おり、シンプルで誰でも簡単に組み立てることができることも特徴のひとつです。建設には学生
ボランティアが参加することで、地域の人々が助け合い、建設が可能であることを示していま
す。
本展のキュレーターを務めた JHSP 企画局長ナターシャ・バルザギ・ジーネンは、「プロジェクト
は、建築を超えた社会的役割を持っています。今回の住宅の共同建設は、コミュニティ再建
に向けて協働することの重要性への意識を高めるうえで、極めて重要な側面を持っています。
2019 年以降、坂 茂氏とともにこうした企画の実施を試みてきました。本作は、今年開催さ
れたデザインとリソースに関する展示にも含まれていました。そして今回ようやく、坂氏の作品
のなかでも特にインスピレーションを搔き立てる、ペーパーログハウスをベレン市で紹介すること
が叶いました。この作品がブラジル人、パラー州の人々、そして世界中のコミュニティにとって模
範となることを願っています」と述べています。

また、JHSP 館長カルロス・ホーザは、「ベレン市での『紙のログハウス』の展示は、今年の初め
に坂 茂氏がブラジルを訪れた際に交わした“建築は社会変革の一部を担うことができる、担
うべきだ”という議論を強調するものです。COP30 を控えた今、本プロジェクトは、私たちがど
のように地球に住まうべきか、また、どのようにコミュニティに貢献し、異なる地域の異なる気候
変動に対して、建築をいかに適応させるべきかを考えさせる刺激となっています」と述べていま
す。

未来に受け継がれる建築
「紙のログハウス」は、坂茂建築設計、Secult/PA (パラー州文化局)および Cesupa(パ
ラー州大学センター)の協力を得て建設されました。
展示終了後、「紙のログハウス」は Cesupa のキャンパスに移設され、教育・研究の場として
新たな役割を担います。大学の教員や学生たちが持続可能な未来の住まいづくりについて
学ぶ場として活用される予定です。
本作品は、これからの住宅のあり方を考える象徴的な存在として、環境への配慮や人と人と
の助け合い、新たな発想力の大切さについて考えるきっかけを与えるとともに、気候変動や
社会的格差といった世界的な課題に対して行動を起こすことの重要性を呼びかけるもので
す。COP30 の開催地であり、アマゾニア地域に位置するベレン市で本作品を紹介すること
は、復興、共生、そして未来への希望というテーマを語るのにふさわしく、小さな行動やシンプ
ルなアイデアが世界を変える力になるというメッセージを発信するものです。
本作品を通じて、来場者一人ひとりが私たちの暮らしや社会のあり方について考えるきっか
けになることを目指しています。

JHSP とベレン
JHSP は隈研吾氏監修による檜の木組みが印象的な外観の施設(入場無料)で、パウ
リスタ大通りの主要な施設として定着しています。これまで建築、技術、食、ファッション、芸
術など、様々な日本の魅力をテーマに企画展示を展開し、日本の多様な魅力を発信する
拠点として進化を続けています。また、多言語展開、ブラジル国内および中南米での展開に
も注力しており、日本と中南米諸国を繋ぐ架け橋としての役割も強化しています。

ベレンでは、2021 年に企画局長ナターシャ・バルザギ・ジーネンのキュレーションのもと、アー
ティスト・石川直樹氏による 74 点の写真を展示した「ヤポネシア」展を開催。この展示は、
日本列島の地域性に着目し、それぞれの土地ならではの自然が描き出す多様性を表現し
ており、好評を博しました。再度ベレン市で行われる今回の取り組みは、持続可能性や社
会的課題への理解を促進するという JHSP の理念を反映しています。

ジャパン・ハウス サンパウロ-坂 茂による「紙のログハウス」
主催:ジャパン・ハウス サンパウロ
協力: Secult/PA(パラー州文化局)、Cesupa(パラー州大学センター)
開催期間:11 月 1 日~11 月 21 日
会場: ヘジデンシア公園(Parque da Residência)
マガリャエス・バラタ大通り、830 番地、サン・ブラス、ベレン市(パラー州)
展示期間終了後: Cesupa のキャンパスに移設され、教育・研究に活用されます。

JHSPの新着情報がメールに届きます!

ニュースレターに登録して頂くことで、隔週で開催されている展示や予定されている展示、近日開催されるオンラインイベントの情報をメールでお届けいたします。
そして、登録することによって建築、文化、グルメ、ビジネス、文学、テクノロジー、観光などに関する独占コンテンツにもアクセスできます。

JHSPニュースレターに登録をして、魅力的な日本についてもっと学びましょう。 (このニュースレターはポルトガル語での配信となります。)

住所

アヴェニーダ・パウリスタ 52
ベラ・ヴィスタ – サンパウロ / SP
電話: +55 11 3149-5187

時間

火曜日~金曜日 | 10:00 ~ 18:00
土曜日・日曜日・祝日 | 10:00 ~ 19:00
月曜日* | 休館

連絡

[email protected]
+55 11 3149.5187

デジタルコンテンツ
© JAPAN HOUSE SÃO PAULO