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『木の命を汲む人-棟梁の技と心』展
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終了した展示
11/11/2025 - 05/03/2026

『木の命を汲む人-棟梁の技と心』展

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終了した展示
11/11/2025 - 03/05/2026

日本人独特の自然に対する畏敬の念や、豊かな森林環境によって培われた大工職人の匠の技とその心を紐解く『木の命を汲む人-棟梁の技と心』展

『木の命を汲む人-棟梁の技と心』展

日本は国土の約67%が森林に覆われており、世界でも有数の森林国として知られています。木の匠である大工は、山の神から木の命を授かり、木の性質や生育環境を見極めながら、適材適所に木材を用いてきました。

こうした自然への畏敬と共生の精神を基盤として、千年の寿命を持つ木を使うときは、その寿命にふさわしい、千年先まで残る建築物を造るという覚悟を持ち、日本の大工技術は釘や鉄の部材を必要としない高度な技術を培ってきたのです。

本展は竹中大工道具館(日本、神戸)の館長補佐兼主任学芸員である西山マルセーロ氏がキュレーターを務め、巡回企画展として、ジャパン・ハウス ロンドンおよびジャパン・ハウス ロサンゼルスを経て、この度サンパウロにて開催されます。

また、本展の第2弾として、木材に切り込みを入れ、互いに組み合わせることで接合する建築技術「木組み」を紹介する展示を予定しています。(2026年3月~)

千年以上の歴史を誇るこの技法は、ジャパン・ハウス サンパウロ(以下、JHSP)のファザードの建設にも用いられました。高い柔軟性と耐久性を持つ檜は、日本の大工が好んで使う木材の一つです。JHSPのファザードには6トン以上の檜が使われています。

本展の開催にあたり、西山氏は「適切な木材を決めるために、日本の大工はまず森を選び、次に最も適した木を選びます。人と同じように、木にもさまざまな特徴があり、その特徴を最大限に活用するには環境を理解することが不可欠なのです。例えば、山の中腹から上方に生える木は柱や梁などの構造部材に適しており、谷間で急速に成長した木は仕上げ材や装飾材に適しています」と述べています。

会場では、神社・仏閣など日本の伝統的な木造建築を手がける「堂宮大工」と、茶室に代表される数寄屋づくりという建築様式を扱う「数寄屋大工」の二つの側面から、日本の木工技術について詳しくご紹介いたします。

本展では、国の重要文化財にも指定されている数寄屋建築の代表作、京都・大徳寺玉林院の茶室「蓑庵(さあん)」の実物大構造模型も展示されます。1742年に建てられたこの茶室は、竹や木材などの自然素材を用いて建てられており、数寄屋大工による繊細な技と、彼らが体現する研ぎ澄まされた美意識の世界を体感していただけます。今回展示する模型は、壁と天井の一部が剥き出しになっており、通常では目にすることのできない大工の高度な技術や構造の工夫をご覧いただけるようになっています。

さらに、実際に使用している多種多様な大工道具87点を展示。歴史ある大工仕事の多様さを間近で見ることができます。

「ブラジルの来館者にこれらの道具についてより豊富な情報を提供するため、QRコードからアクセスできるコンテンツ、動画や写真を用意しました。人々を魅了し、好奇心を掻き立てる日本の大工の世界を深く知る、またとない機会となるでしょう」とJHSP企画局長ナターシャ・バルザギ・ジーネンは述べています。

また、会場では檜・杉・松・桜など8種類の木の香りを楽しめるほか、実際に日本の森の中に入ったかのようなリアルな体験ができるコーナーを設けています。

JHSPのアクセシビリティプログラム

本展は、JHSPアクセシブル・プログラムの一環として、触覚展示、音声ガイド、手話映像(Libras)、日本語・英語・スペイン語による情報提供を通じて、より多くの来場者に配慮したアクセシビリティを実現しています。

西山マルセーロ氏について

竹中大工道具館(日本・神戸)キュレーター。 建築史およびデザインを専門とし、建築技術に関する研究を基に多彩な展示を企画。大工道具や刃物製作、左官(日本の伝統的な塗り壁技術)などの伝統技術から、CLT(直交集成板)などの現代建築技術まで多岐にわたる分野で活動を展開。近年では、日本美術・技術博物館 Manggha(ポーランド)やパリ日本文化会館(フランス)での展示において、キュレーターを務めている。

『木の命を汲む人-棟梁の技と心』展

#MestresDaCarpintaria #FlorestasDoJapão #KigumiNaJHSP

開催期間: 2025年11月11日~2026年5月3日

入館無料

会場: ジャパン・ハウス サンパウロ 地上階

住所:パウリスタ大通り52番地

開館時間:

火曜日~金曜日 10時~18時

土曜日/日曜日/祝日 10時~19時

月曜日は閉館日となっております。祝日が月曜日の場合でも、閉館となっております。

サイドプログラム

本展の開催期間中、JHSPでは展示テーマの内容に沿った講演、セミナーやワークショップの実施を予定しています。

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住所

アヴェニーダ・パウリスタ 52
ベラ・ヴィスタ – サンパウロ / SP
電話: +55 11 3149-5187

時間

火曜日~金曜日 | 10:00 ~ 18:00
土曜日・日曜日・祝日 | 10:00 ~ 19:00
月曜日* | 休館

連絡

[email protected]
+55 11 3149.5187

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