4月3日からジャパン・ハウス で開催される『Oscar Oiwa in Paradise – Drawing the Ephemeral』展は、画家・オスカール大岩氏のこれまでの作品とかつてないインスタレーションを通じて、日系2世であり、日本および日本の現代アートシーンで磨かれた大岩氏の独自のスタイルを紹介する。
ジャパン・ハウス サンパウロのための特別なインスタレーションとして“パラダイス”と題した360度に描かれる絵が展示される。ビニール素材でできたバルーン状の空間に描かれており、来館者はその中に入り込むことでユニークな作品の一体となって鑑賞することができる。その他にも、“The Dream of the Sleeping World (2009)”、“After Midnight (2010)”“Invisible Sea (2010)”という3作品が展示される。大岩氏は世界中で注目を集めており、東京国立近代美術館やアメリカのフェニックス美術館にも作品が収められている。