『読書クラブ 作家 村田沙耶香氏トークイベント』
ジャパン・ハウス サンパウロは、現代日本文学を代表する作家 村田沙耶香氏を特別ゲストに迎え、『読書クラブ』オンライントークイベントを5月20日(木)午後8時(ブラジル時間)より公式 YouTubeチャンネル にて配信します(視聴無料)。 ジャパン・ハウス サンパウロが主催するこのイベントのモデレーターは、当初よりこの企画にご協力いただいている雑誌「Quatro Cinco Um」編集者パウロ・ヴェルネック氏、およびジャパン・ハウス サンパウロ企画局長ナターシャ・バルザギ・ジーネンが務めます。
本イベントでは、出版社 Estação Liberdade の協力のもと、『読書クラブ』ファーストシーズン第3話でも取り上げた村田氏の作家活動を紹介。また30か国語に翻訳され、世界で140万部突破を誇るベストセラー「コンビニ人間」、およびブラジル国内では Estação Liberdade 社から発売されたばかりの「地球星人」について伺います。イベント後半には、村田氏が現代社会における規範の概念に疑問を投げかけ、その難題に向き合いながら、視聴者に“どこまで自分らしさを追求するか?”を問いかけます。
イベント終盤には視聴者からの質問コーナーを設け、交流を通してより作家との距離を近づける構成となっています。ジャパン・ハウス サンパウロ企画局長ナターシャ・バルザギ・ジーネンは、「読書クラブは、多くの熱心な読書家にご参加いただいているプロジェクトのひとつです。インタラクティブな交流を通して多くの発見をもたらすこのイベントは、大変ご好評をいただき視聴者数も増加しています。今回も語らいを通して、村田氏との絆を深める機会にしていただきたいと思っています」と語りました。
村田沙耶香氏について
1979年、千葉県印西市生まれ。幼少の頃は漫画やサイエンス・フィクションを好み、物語を書いていました。2003年、「授乳」で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)受賞。2009年、「ギンイロノウタ」で野間文芸新人賞、2013年、「しろいろの街の、その骨の体温の」で三島賞を受賞。2016年に芥川賞を受賞した「コンビニ人間」(ポルトガル語版/Estação Liberdade出版)は、世界で累計140万部を突破するベストセラーとなっています。芥川賞受賞後の第1作となった長篇小説「地球星人」は、ブラジルではポルトガル語版が同じくEstação Liberdade出版より発売され、好評を博しています。
『読書クラブ 作家 村田沙耶香氏トークイベント』
日程: 2020年5月20日 午後8時(ブラジル時間)
プラットフォーム:ジャパン・ハウス サンパウロYouTubeチャンネル
ポルトガル語版:https://youtu.be/BrQlRR4yqFQ
日本語版: https://youtu.be/y7R_cFhG_Rs