『DŌ （道） ― 徳の極みへ』 展
ジャパン・ハウス サンパウロは在メキシコ日本国大使館及び国立多文化博物館の協力の下、2022年12月2日から2023年2月19日まで、『DŌ （道） ― 徳の極みへ』展を開催します。本展では合気道・剣道・空手道・柔道・相撲・弓道等の武道の歴史、技術、および精神性を、写真、テキスト、映像、デモンストレーションを通して紹介します。展示では、武士の倫理・道徳の規範である武士道に由来する武道が、心技体を一体として鍛えることで礼の心や道徳心を養うなど、人格形成の道であることを浮き彫りにします。 また、各団体と連携し、講演会、デモンストレーションやワークショップを実施するなど、武道への理解を促す内容となっています。「武道」とは、技術を指す「武術」と共に精神性との完璧な調和を目指し、心魂を徹して鍛錬に励むことを意味します。また、「武道」は礼の心を重んじ、心技体を鍛える姿勢を養うことを理念としており、規律を持って実践されれば、行動は個々の精神に内在するものとなり、繁栄と社会的調和に貢献する精神性を生み出すと考えられています。
「武道の精神性と理念は大変に興味深く、心魂を徹して身体を鍛えるその様は、鍛錬と献身の極みと言えます。日本の精神性を伝えるのに不可欠なテーマです」と、ジャパン・ハウス サンパウロ企画局長ナターシャ・バルザギ・ジーネンは語っています。
ジャパン・ハウスは、日本の多様な魅力や政策・取組の発信を通じ、これまで必ずしも日本に関心がなかった人々を含む幅広い層をひきつけ、親日派・知日派の裾野を一層拡大することを目的に設置されました。建築、技術、食、ファッション、芸術など様々な日本の魅力をテーマに企画展示やデジタルを活用し展開しています。これまで知りえなかった驚きをもたらすことで、興味関心を促し、日本と世界を結ぶ架け橋となっています。
初のメキシコでの開催
「ジャパン・ハウス サンパウロは、メキシコでの開催を機に大きな変化を遂げようとしています。ラテンアメリカでの他地域にも活動範囲を拡げ、デジタルやリアルでの活動を通して、毎年何百万人もの人々に日本の魅力を伝えていくことを目指しています。」と、ジャパン・ハウス サンパウロ館長エリック・クルッグは語っています。
本展は日本と武道に興味を持つ人々に学びと交流の場を提供し、武道を知ることによってその道を進み続けることも目的としています。
「本展の開催にあたりジャパン・ハウス サンパウロをはじめ、このような素晴らしい施設での開催を許可してくださった設立57周年を迎えた国立多文化博物館、そして今回のプロジェクトに参加してくださるメキシコシティの各武道団体の皆様に感謝いたします。」在メキシコ日本国大使館は述べています。
日系移民移住125周年を記念
本展はメキシコへの日系移民移住125周年を記念し開催され、メキシコと日本の相互理解を深め、友情の絆をさらに深めることが期待されています。
『DŌ （道） ― 徳の極みへ』展
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開催期間： 12月2日～2023年2月19日
入館無料
国立多文化博物館
住所：Moneda 13, Centro Histórico | Ciudad de México - México
開催時間： 火曜日から日曜日・午前10時～午後5時
ジャパン・ハウスサンパウロのスペイン語SNS:
インスタグラム: @jhspenespanol
フェイスブック: Japan House São Paulo en Español
ツイッター: @jhspenespanol
ウェブサイト: www.japanhousesp.com.br/es/