展示

『Oscar Oiwa in Paradise – Drawing the Ephemeral』展

会期

2018.04.03―2018.06.03

火曜日~土曜日

10時 ~ 22時

日曜日・祝日

10時 ~ 18時

価格

入場無料

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Oscar Oiwa no Paraíso – Desenhando o Efêmero
photo: Rogerio Cassimiro

4月3日からジャパン・ハウス で開催される『Oscar Oiwa in Paradise – Drawing the Ephemeral』展は、画家・オスカール大岩氏のこれまでの作品とかつてないインスタレーションを通じて、日系2世であり、日本および日本の現代アートシーンで磨かれた大岩氏の独自のスタイルを紹介する。

ジャパン・ハウス サンパウロのための特別なインスタレーションとして“パラダイス”と題した360度に描かれる絵が展示される。ビニール素材でできたバルーン状の空間に描かれており、来館者はその中に入り込むことでユニークな作品の一体となって鑑賞することができる。その他にも、“The Dream of the Sleeping World (2009)”、“After Midnight (2010)”“Invisible Sea (2010)”という3作品が展示される。大岩氏は世界中で注目を集めており、東京国立近代美術館やアメリカのフェニックス美術館にも作品が収められている。

「日本ブラジル移民110周年という年にこのような展示をできることは非常にシンボリックなこと」とジャパン・ハウス サンパウロのキュレーター Natasha Barzaghi Geenen氏は述べる。90年代、大岩氏は11年間日本で暮らし、祖先たちの国の影響を強く受けることとなる。Natasha氏は「大岩氏が日本へ移り住み、ご両親と真逆の経験を経たということは、まさしく日伯の文化のつながりそのものであり、素晴らしい形で象徴していると思う」と語った。

ロンドン、ニューヨーク、パリ、ソウル、そして東京でも個展や展示会に参加してきた大岩氏は、常にキャンバス上に映える作品を仕上げることにこだわっている。「絵を描くことが好きだ。自分自身を最もベーシックな形で表現できるから。一本の鉛筆と白い紙よりもシンプルなメディアはないでしょう。」と大岩氏のコメント。

『Oscar Oiwa in Paradise – Drawing the Ephemeral』展は 三菱電機、キヤノン、Mayekawa、ブラデスコ保険によるスポンサーのもと、6月3日まで開催される。

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『Oscar Oiwa in Paradise – Drawing the Ephemeral』展
2018年4月3日(火)~ 6月3日(日)

場所:
ジャパン・ハウス サンパウロ (Av. Paulista, 52)
開館時間:
火曜日~土曜日 - 10時 ~ 22時
日曜日・祝日 - 10時 ~ 18時
入場無料

プログラム詳細は公式SNSにてご確認ください:
facebook.com/JapanHouseSP
instagram.com/japanhousesp
twitter.com/japanhousesp

Oscar Oiwa no Paraíso – Desenhando o Efêmero
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