展示

『夢に見た日本』展

会期

2020.02.18―2020.04.26

火~土曜日

10h ~ 20h

日・祝日

10h ~ 18h

価格

入場無料

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ジャパン・ハウス サンパウロにて『夢に見た日本』展が、GF展示スペースにて2020年2月18日から4月26日まで開催される。本展は、大型プロジェクションマッピングによる映像と共に、心に響きわたる音楽が幻想的な日本を描き出し、夢のような旅へといざなう体験型の展示である(入場無料)。

インスタレーションは、美しくも儚げに舞い散る桜、スカイランタンでも有名な津南雪まつりや、日本民話に伝わる精霊が住む神秘的な森など、日本らしさをとらえた特長ある映像の数々と音楽で構成される。その空間に身をおくことにより、日本を旅するような感覚を体感できる。映像は17世紀に日本で誕生し、日本と西洋との貿易が始まった19世紀にヨーロッパの人々を魅了した浮世絵からインスピレーションを得ている。

この作品は、ダニー・ローズ・スタジオがパリのデジタルアートセンター、アトリエ・デ・ルミエールで発表した、浮世絵の多様性、豊かな表現力、近代的な世界観を垣間見せる『Japon Rêvé(夢見た日本)』を再現したものである。「日本を象徴するアイコンから成る映像の圧倒的なボリュームによって、この幻想的で夢のような世界を体感させる本展は、忘れがたい経験のひとつとなるでしょう。直接的に日本を連想させるものや、その多くは新たな発見であり、あたかも日本にいるような感覚をもたらすでしょう」とジャパン・ハウス サンパウロ企画担当局長ナターシャ・バルザギ・ジーネンは語る。

扇子に描かれた桜の木から花びらが舞い上がり花吹雪となり、空間を覆う。精霊が住む神秘的な森は、浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849)が描いた“神奈川沖浪裏”の大波の中へと姿を隠す。それと同時に現れる、海底に潜む巨大で多種多様な魚や水中生物。これらの映像に呼応する音楽とあいまって、まるでクリエイティブ・ワークによって息吹を吹き込まれた日本を表現しているかのような作品となっている。多彩な映像と、心に響きわたる坂本龍一氏の音楽や、高速で打ち鳴らされる表現力豊かな日本太鼓の音をたずさえたこの作品は、本展を体感するあらゆる年齢層の来場者に映像と音楽が織りなす世界観に驚きをもたらすと共に、その感性をも揺さぶる素晴らしい体験となる

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『夢に見た日本』展
開催期間:2020年2月18日~4月26日
会場:ジャパン・ハウス サンパウロ GF
住所:サンパウロ市パウリスタ大通り52番地
開館時間:

火曜日~土曜日:10時~20時
日曜日・祝日:10時~18時
入場無料
ジャパン・ハウス サンパウロの詳しいプログラムやその他イベント情報などはFacebookにてご確認ください。 www.facebook.com/JapanHouseSP/
@japanhousesp

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